日本アビオニクス株式会社

日本アビオニクス株式会社（Nippon Avionics Co., Ltd.）は、1960年に米国ヒューズ・エアクラフト社と日本電気株式会社（NEC）の合弁により設立された、エレクトロニクス技術を核とする企業です。 本社は神奈川県横浜市に位置し、東京証券取引所スタンダード市場に上場しています。 同社は、防衛・宇宙分野の高信頼性システムから、産業用接合機器、赤外線センシング技術まで、幅広い分野で事業を展開しています。主な事業は以下の3つです。 1.情報システム事業 防衛省向けに、陸・海・空の各自衛隊で使用される防衛装備品を開発・製造。また、宇宙航空研究開発機構（JAXA）認定のハイブリッドICメーカーとして、人工衛星やロケットの電子デバイスの開発・製造にも携わっています。 2.接合機器事業 抵抗溶接機、パルスヒート、レーザ接合機器、超音波溶着機など、世界でも類を見ない接合4工法を有し、電子部品の微細接合技術を提供。製造業の多様なニーズに応えています。 3.センシングソリューション事業 赤外線サーモグラフィを核としたセンシング技術を活用し、インフラ設備の老朽化や人々の健康管理など、社会が抱える課題の解決に貢献。安全な社会の実現を目指しています。 独自のエレクトロニクス技術とシステム技術により、新しい価値を創造し、安全で豊かな社会の実現に貢献することを企業理念としています。また、SDGs（持続可能な開発目標）を支援し、環境に配慮した製品開発や社会貢献活動を積極的に行っています。 日本アビオニクス株式会社は、防衛・宇宙・産業・医療など多岐にわたる分野で、高度な技術力と信頼性を提供し続ける企業です。